茎わかめコラム

花粉症には、マスクとメガネと茎わかめ?!

2018.03.21

気候も暖かくなってきましたね。

春らしい陽気の訪れが嬉しい反面、猛威をふるいだしているのが、花粉症。

年々威力を増しており、今年も去年に比べて多いところでは花粉が34倍飛散するとも報道されていました。もうすでに鼻や目のかゆみ、肌の湿疹など、症状が現れている方も多いのではないでしょうか。

花粉症対策としてマスクやメガネ、またお薬を飲んでいる方も多いと思いますが、実は、花粉症を根本的に解消するために効果的なのが"腸活"です。

●なぜ、花粉症が起こるのか?

わたし達の体は、外部から侵入してくる細菌やウイルスなどの異物(=抗原)から身を守るため、免疫というシステムを備えています。免疫システムによって、侵入してきた異物に対して、それを撃退するための物質(=抗体)を作り、再度侵入してきたときには異物を排除できるような仕組みを作ります。では、なぜ花粉には免疫システムが働かないのか。実は、花粉は、多くの場合、身体にとって敵ではないため、本来、花粉で免疫システムが働くことはないのです。しかし、免疫が花粉に過剰に反応し、体にとって“有害”とみなすと、花粉が体内に侵入するたびに“抗体”がつくられます。

抗体が増え続け一定量を超えると、からだが花粉を排出しよう!と動くため、粘膜を刺激するヒスタミンなどが放出されます。

その結果、鼻や目、のどが反応して、鼻水や鼻づまり、くしゃみ、目のかゆみ、のどの違和感といった症状が起こるのです。

つまり、花粉症は免疫システムの誤作動によって症状を発生しているのです。

この原因には、遺伝、排気ガスや大気汚染、花粉の増加もありますが、実は腸内環境の乱れも大きな要因なのです。

●腸と花粉症の関係とは?

免疫システムの誤作動で起こっている花粉症ですが、その免疫システムを持つ"免疫細胞"の多くが腸に集中しています。

腸がうまく働いていない人の多くは、腸の免疫細胞も乱れやすくなり、花粉症にもかかりやすくなります。

●花粉症対策に良い食事とは?

免疫細胞をもつ腸を整えることで免疫力が上がり、花粉症対策につながります。

腸活のおさらいとなりますが、腸に良い食べ物は、茎わかめなどの海藻類。善玉菌のエサとなる水溶性食物繊維を含み、腸内環境を整えます。また、納豆、味噌、ヨーグルトなどの発酵食品を摂ることで、善玉菌の数を増やすことに繋がります。花粉症がつらい時期、ご飯のお供には納豆を、間食には水溶性食物繊維が他の海藻類よりも多い茎わかめを取り入れたいですね。

さらに、免疫細胞の活性化には、抗酸化作用が高いビタミンCも欠かせません。

食生活の乱れ以外にも、ストレスを感じやすい人やタバコを吸う人、お酒をよく飲む人はビタミンCの消費量が多く、不足しやすいのでこまめに補給していきましょう。

ビタミンCは熱に弱いものや、水に溶けやすい性質もあるため、生野菜や果物で摂ることがおすすめです。

もうすでに花粉症の症状が出ているかたは、まずは花粉が体内に入らないよう、マスクやメガネで予防して、症状を軽減するためにも、また来年こそは花粉症に負けないからだにするためにも、腸活で免疫力をあげていきましょう!

平林沙織 (管理栄養士、美腸プランナー)

美腸協会にて腸マッサージを学び資格取得。


社員食堂や大手アスリート向けサプリメント会社での勤務を経て、現在、働いている方から子育て中のママさん、また学生に向けてフリーで講演会などを行う。