茎わかめを使ったアレンジレシピ【茎わかめお好み焼き】
2018.02.19
コリコリ新食感
茎わかめお好み焼き
レシピ考案者:新渡戸文化短期大学 2015年3月卒業 食品学研究室卒業研究生 金木尚志
日本人ならみんな大好きなお好み焼きですが、今回はちょっと変わったさっぱり味のお好み焼きをご紹介します。そのコンセプトはもちろん茎わかめ。コリコリとした新食感と、栄養バランスの良さを同時に楽しめます。また、入手可能なら、富山の白エビだしを隠し味で入れるとおいしさがさらにアップ。つけだれも、いつものソースではなくポン酢でいただくと、茎わかめの酢の風味とマッチしていっそうさっぱり感を味わえます。ふだん海藻をあまり食べないという方にも、こんなお好み焼きなら抵抗感なく召し上がれることまちがいなしですね。
- 材料(1人分)
長ネギ 50g キャベツ 100g 茎わかめ 30g 豚バラ肉 35g 長いも 50g - 生地
薄力粉 50g 卵 1個 白えびだしスティック 1袋 (かね七株式会社製:富山県)
カツオ、昆布だしスティックでも代用可
トッピング
鰹節、青のり 適量
つけだれ
市販のめんつゆ2:ポン酢1
栄養価(1人前365gあたり)
エネルギー | タンパク質 | 脂質 | 炭水化物 | ナトリウム | カリウム | 鉄 | 亜鉛 | 銅 | ビタミンC |
474kcal | 18.8g | 18.8g | 56.0g | 1024mg | 745mg | 2.1mg | 2.0mg | 0.19mg | 51mg |
作り方
①山芋の皮をむいてすりおろします。
②ボールに生地の材料を入れて混ぜ合わせます。
③ネギは大きめの小口切りにします。
④キャベツは大きめのみじん切りにします。
⑤茎わかめを袋から出してみじん切りにします。
⑥生地の入ったボールにキャベツ、ネギ、茎わかめを入れます。
⑦スプーンで生地と野菜がしっかり絡まるまで混ぜます。
⑧フライパンを熱して油を引き、生地を程よい厚みで形よくのせ、すぐに豚肉をのせます。
⑨きれいな焼き色がついたら、裏返し、豚肉に火が通るまで中火で焼きます。
⑩豚肉に火が通ったら、もう一度裏返し、中火で焼きます。
⑪青のり、鰹節をかけて、つけだれをつけていただきます。
次回の茎わかめレシピは「茎わかめ入りシャキシャキ餃子」の作り方をご紹介します。お楽しみに。

荒木葉子准教授 (新渡戸文化短期大学 准教授/生活学科食品学研究室)
海洋資源の有効利用の観点から、まだ私たちの食卓に供されていない海藻の食品としての利用を試みています。卒論ではこれらの未利用海藻を料理に応用するだけでなく、様々な形態に加工するための試作検討を行うとともに、風味などに影響を及ぼす海藻のエキス成分に関する実験やアルギン酸のカプセル料理への応用についても行っています。平成22年から東京ガス(株)との共同研究により、エコ・クッキングに関する研究も取り組んでいます。










