茎わかめができるまで~大船渡編~
2019.04.16みなさん、茎わかめの収穫時期をご存知ですか?
春が訪れるこの季節、海の中ではわかめが大きく成長します。壮関の『茎わかめ』商品になるわかめの収穫も、3・4月に全盛期を迎えます。
わかめの収穫から「茎わかめ」出来るまでを、私たちと一緒にのぞいてみましょう。
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朝4時半、岩手県大船渡の港から、わかめを採りに沖へと船を走らせます。
10分ほど波に揺られると、ブルーの海面下にゆらゆらと動くわかめが見えてきました。
去年の10月に幼葉を巻き付けたロープを船で引き上げ、食べ頃となったわかめを刈って収穫していきます。
指で指している「元茎」と呼ばれるわかめの根元部分が「茎めかぶ」、その手前の「茎(中芯)」の部分が「茎わかめ」になります。
できるだけ多くのわかめを船に積み込み、ふたたび港へ。
港へ戻るとすぐに、船着き場のすぐそばでわかめの湯通し作業が始まります。
新鮮なうちにわかめが湯通しされ、茶色から綺麗な緑色に変化します。
そのあとすぐに塩漬けされ、大槌町にある壮関の工場に運ばれていきます。
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後編 『茎わかめができるまで~大槌編~』へつづく
おすすめスポット『海鮮料理 平野屋』 (大船渡市)
大船渡駅の近くにある地物の魚介を使った和食が楽しめるお店。ここでぜひ一度食べて頂きたいのが、わかめのしゃぶしゃぶ!生のわかめを湯に通し、緑色になったらぽん酢につけて頂きます。味わったことのないわかめのおいしさに驚くはず。アワビや金目鯛など海の幸を贅沢に堪能できます。(住所:大船渡市大船渡町字野々田28-13、TEL:0192-27-5204)