旨みたっぷり【 茎めかぶ餃子 】
2018.03.27レシピ考案者:新渡戸文化短期大学 2015年3月卒業 食品学研究室卒業研究生 金木尚志
みなさんは餃子を作るとき、具に何を入れますか?基本は、豚挽き肉、キャベツ、ニラ、ニンニクなど。そのあとは、お好みで何を入れても自由ですよね。そこで、今回はいつもとひと味違う「茎めかぶ」を加えた餃子にトライ!
材料(2人分) | |
豚挽き肉 150g | しょうゆ小さじ 1/2 |
キャベツ 100g | 塩小さじ 1/2 |
茎めかぶ 60g | みそ大さじ 1 |
長ネギ 35g | おろしにんにく 3g |
ニラ 20g | オイスターソース 1/2 |
おろししょうが 3g | 餃子の皮 12枚 |
大葉 3g | ごま油 少々 |
作り方
① ひき肉に塩を入れ、白っぽくなるまでよく練る。
② キャベツをレンジで柔らかくなるまで加熱する。
③ 袋から取り出した茎めかぶ、キャベツ、ニラを粗みじん切りにする。
④ 長ネギ、大葉をみじん切りにする。
⑤ ①に③④をあわせ、オイスターソース、みそ、しょうゆを加えて混ぜる。
⑥ 餃子の皮で⑤を包む。
⑦ フライパンに油を引き、温めながら餃子を並べる。
⑧ 油からふつふつと音がしてきたら、湯をフライパンに入れ、蓋をして蒸し焼きにする。
⑨ 餃子に火が通ったら、蓋を外して水分を飛ばす。
⑩ 仕上げにごま油をかけながら、底面をカリカリに焼く。
⑪ 器に盛り付けて出来上がり!
茎わかめPOINT
茎めかぶには食物繊維がたっぷり。この食物繊維には、糖分やコレステロールの吸収を抑えたり、便秘を予防したりする効果があると言われています。ワカメの根元部分だけにコリコリシャキシャキした歯ざわりが楽しく、ヘルシーなのに満腹感も得られる「茎めかぶ餃子」をぜひ今夜の食卓へどうぞ。
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荒木葉子准教授 (新渡戸文化短期大学 准教授/食物栄養学科食品学研究室)
海洋資源の有効利用の観点から、まだ私たちの食卓に供されていない海藻の食品としての利用を試みている。未利用海藻を料理に応用するだけでなく、様々な形態への加工、風味などに影響を及ぼす海藻のエキス成分に関する実験やアルギン酸のカプセル料理への応用について試作検討中。平成22年から東京ガス(株)との共同研究により、エコ・クッキングに関する研究にも取り組んでいる。