茎わかめコラム

寒さによる高血圧に要注意!茎ワカメで高血圧対策

2019.02.01

年が明け、寒さが増してきましたね。体の冷えは様々な病気の原因ともなりますが、この時期気を付けたいのは温度差による体へのダメージです。

●普段の生活で血圧が乱れる?

血圧の上昇は、日常生活のちょっとしたことで起こってしまいます。例えば、暖房の効いた部屋から、冷たい風の吹く外や冷えた風呂場の脱衣場などに移動すると、血圧が急に上がり、人によっては脳卒中や心筋梗塞を起こす危険性があります。

また、寒いからといって熱い風呂にどっぷりつかれば、今度は温まったことで血圧が急降下し、脳貧血の恐れも生じます。日常に起こる気温差に血圧が左右されないようにするためには、日ごろの予防が大切です。

●茎わかめで高血圧予防?

高血圧を予防するために心がけることとして、塩分の摂りすぎに注意するという話を聞いたことがある人も多いと思います。

ただ、外食や買ってきたお総菜などでご飯をすます日が続くと、つい塩分の多い食事となってしまい、なかなか塩分を控えるのは難しいですよね。

そこで必要なのが、茎わかめに含まれるアルギン酸の力です。アルギン酸には、血圧の上昇を抑える作用があると言われています。

高血圧を招く大きな原因になるのが塩、つまり塩化ナトリウムの摂り過ぎです。血液中にナトリウムが多くなると、血液の濃度を薄めるために水分が血管中に増え、血管にかかる圧力が高くなってしまいます。

アルギン酸は、ほとんど消化されず、腸まで到達し、そこで高血圧の原因となるナトリウムと結合し、排泄を促します。結果、血中のナトリウムが減り、血圧も下がるというわけです。ペクチンなどの野菜や果物の水溶性食物繊維にも同じような働きがあります。

●おすすめの摂り方やタイミングは?

より効率的に茎わかめの効果を出すには、食前12時間ほど前に食べることです。茎わかめは消化に時間がかかるため、腸まで到達するのに時間がかかります。食前に食べることで、食事の塩分を排泄することができます。

ですので、おやつなどの間食に茎わかめを摂り入れると、塩分排泄にも効果があり、また、よく噛むため満腹中枢も刺激され食べ過ぎを抑えることもでき、一石二鳥。茎わかめを食べて、冬の寒さに負けない体を作りましょう!

平林沙織 (管理栄養士、美腸プランナー)

美腸協会にて腸マッサージを学び資格取得。社員食堂や大手アスリート向けサプリメント会社での勤務を経て、現在、働いている方から子育て中のママさん、また学生に向けてフリーで講演会などを行う。